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1,995円 最近、男の子はどうも人気がない。幼児期には「育てにくい」「手がかかる」、少し大きくなると「乱暴」「反抗的」、思春期ともなると「手に負えない」「話が通じない」。大人になれば「何を考えているかわからない」と、母親族の評判はさんざんだ。
でもちょっと待って、それは男の子の責任なのだろうか── というのが本書である。著者ウィリアム・ポラックは、男の子も女の子と同じように豊かな感情とコミュニケーション能力を備えた存在だと主張する。問題は、成長過程でたたき込まれる「男の掟」── 男は強く、たくましく、感情を表に出さないものという社会通念だという。
母親恋しさに泣いているのに「