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1,890円 いまから半世紀以上も前、オーストリアの小児科医、ハンス・アスペルガーは対人面で特異の障害を持つ4人の子どもについて報告した。それは、自閉症の特徴と同じタイプでありながら言語や認知的発達の遅れはなく、のちに「アスペルガー症候群」と呼ばれようになる。アスペルガー症候群の子どもたちが抱えている大きな問題にはパニック発作があり、家族や関係者はこのパニック発作にいかに対応すればいいかを解説した実践的なガイドブックが本書である。
本書ではアスペルガー症候群の診断基準や特徴、アスペルガー症候群の子どもたちが抱える困難や行動を簡潔に解説する。その上で、パニックがなぜ起こるのか、動揺期、暴発期